経年変化を楽しむジャパンブルーのベースボールキャップ
藍染、柿渋染、泥染など日本各地には様々な衣類の染色文化があることをご存じでしょうか?
私たちFASHION PATHFINDERが始めたSOME-ISMが世界に広げていきたい技術です。
一番最初のアイテムとして、通年かぶれる定番のベースボールキャップを藍染し、MAKUAKEでクラウドファンディングを実施中です。
ジーンズのように経年変化が楽しめ、街中でもアウトドアでもオシャレにコーディネートできるキャップを作ることができました。
藍染とは、たで科の植物である藍の葉を使用した、日本には飛鳥時代に伝わったとされている1000年以上も歴史のある手染めの方法です。
藍染によって作られる独特な青色は藍色と呼ばれ日本を象徴する色です。
海外では「Japan Blue(ジャパンブルー)」という名で知られています。
藍染には多彩な青があります。染める回数により青の濃淡が変わり、数多くの青色を表現できます。
今回は染色回数が多く、手間のかかる濃い藍染の「褐色(かちいろ)」 という色に仕上げました。
藍染は機能性を併せ持つ染料と言われており、抗菌・消臭効果、防虫効果が高く藍染の衣料には収納時、服に虫が寄ってこなかったと体験的に伝承されています。