ブランド名が似ている訳とは?
- JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)
- pure blue japan(ピュアブルージャパン)
- BLUE BLUE JAPAN(ブルーブルージャパン)
これらはすべて日本を代表するメンズのブランドです。関連ブランドと勘違いするかもしれませんが、実はすべて異なります。各社ともオリジナリティ溢れる魅力的なジーンズやパンツ展開しています。
なぜネーミングが似ているのでしょうか?
その理由は、各ブランドのジーンズのBlueに込めた想いやコンセプトがあるからです。古来から日本人の暮らしに密着してきた染め物文化の1つの藍が関係してます。また、3社とも海外店内を視野に入れているので”JAPAN”をいれています。
画像:北岳より夜明けの富士山を望む(© TAKAO_Tsushima クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際))
JAPAN BLUE(ジャパンブルージーンズ)の特徴
画像:bluejeans-kyoto.com
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)は岡山倉敷市児島に拠点があります。
生地は生地屋から買い、縫製は委託工場で行うのが一般的ですが、生地の生産からジーンズの縫製まで一貫して自社で行う日本唯一のジーンズブランドです。
画像:bluejeans-kyoto.com
元々はデニム製品の企画や藍染めを行う会社でしたが、デニム生地に絶対の自信があることからデニムや藍の青をとりJAPAN BLUE JEANSと名付けました。
製品は欧米に向けてのシルエット開発から始まり、兄弟ブランドには桃太郎ジーンズがあります。
JAPAN BLUE JEANSの魅力はなんと言っても一貫生産だから実現できるコストパフォーマンスの良さです。質の良いジーンズがリーズナブルに購入できるとあって、常に人気ランキング上位に入るブランドと言えます。
7つの豊富なシルエットからから納得の1本を見つけ出すことができるでしょう。
pure bule japan(ピュアブルージャパン)の特徴
pure bule japan(ピュアブルージャパン)は、藍染やインディゴ染に特化した服作りを目指して始まりました。
藍100%を使用した染色を徳島地域では正藍(しょうあい)と呼んでいます、そこから名前を取り、会社名を正藍屋と名付けました。
立ち上げ当時から世界に向けた服作りを目標にしていたので、その派生からpure blue japanというブランドが出来ました。
ブランド名の由来通り、pure blue japanのセルビッジは赤ではなく青なのが特徴的です。
一部のアイテムを除き糸をインディゴや本藍で染めてから商品を作る先染めのロープダイにこだわっています。
多くのメーカーや一般的には糸を生地にしてから染めるですが、pure bule japanは糸染めをする事で他メーカーと差別化してます。この製法で作る商品の経年変化がpure blue japanの最大の特徴であり魅力でもあります。
上級者にもおすすめのジーンズブランドと言えます、是非、pure bule japanでしか味わえない、独特のジーンズの経年変化を楽しんではいかがでしょうか?
BLUE BLUE JAPAN(ブルーブルージャパン)の特徴
BLUE BLUE JAPAN(ブルーブルージャパン)は90年代にHOLLYWOOD RANCH MARKETを手掛けてる聖林公司によって立ち上げられました。世界に向けて「 MADE IN JAPAN」にこだわり、藍を中心としたモノ作りからBLUE BLUE JAPANの名がつきました。
伝統的な染めと作りのテクニックで一つ一つの服が独自のあじが出るように作られていることから、特徴である藍染で熱狂的なファンを得ています。
画像:bluebluejapan.com
同じ聖林公司のデニムブランドの”BLUE BLUE”と”BLUE BLUE JAPAN”は別ブランドなので注意してください。
”BLUE BLUE”はデニムを中心に展開していますが、それに対して”BLUE BLUE JAPAN”は藍染の生地を使用しており、パンツはジーンズだけではなくスラックス、イージーパンツ、 ニットパンツなどの様々な種類を展開してます。
現代的なスリムシルエットからワイドシルエットまで、藍染を取り入れた本物のコーディネートをが手に入れることでしょう。
まとめ
サッカー日本代表が身に着けるユニフォームはサムライブルーですが、その色のルーツは藍染めからきています。紹介した3つのブランドも日本の伝統技法である「藍染め」に着目してネーミングしたことが分かります。藍という植物は古来から日本人の暮らしに密着してきた染め物文化の一つで、その伝統が現代でもこれらのブランドを通して世界に発信されています。