今買いたい人気の国産生デニム
自分らしさを出すメンズのデニムコーデにこだわりたいなら、質の高い国産生デニムを己の身体で育てるのがおすすめです。常にメンズファッションランキングの上位を占める国産生デニムブランド5選を紹介します。
- ボンクラ(BONCOURA)
- ブルーブルー(BLUE BLUE)
- ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)
- 桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS)
- ピュアブルージャパン(pure blue japan)
原綿からこだわり抜くボンクラ(BONCOURA)の生デニム
10代からヴィンテージに魅了され、モデル、古着キュレーターを経てジーパン作りに乗り出した森島久氏のブランドです。国産のデニムにこだわり、糸の元となる原綿の配合から作り上げるのがボンクラ(BONCOURA)のジーンズです。
画像:boncoura.jp
森島氏いわくデニムは生ものとのことですから、生デニムは穿き慣らされてこそ真の仕上がりと言えるでしょう。
そんなボンクラ(BONCOURA)の代表的な生デニムは「XXモデル」「66モデル」「シンチバックモデル」の3種です。
XXモデルはストンと落ちるストレート、66モデルはテーパード、シンチバックモデルは両者の中間あたりとなります。いずれもインディゴの風合いに重みがあり、厚みもしっかりしているのが特徴です。縮み切るまで洗った試着サンプルが用意されているショップMAIDENS SHOP等もあるので、全種類試着するのもオススメです。
ボンクラ(BONCOURA) XXモデル
リーバイスの501XXがベースのBONCOURA定番デニム。ストンと落ちるストレートシルエットです。
ボンクラ(BONCOURA) 66モデル
リーバイスの1966年モデルがベースのBONCOURA定番生デニム。程よくテーパードされた綺麗なシルエットです。
ボンクラ(BONCOURA) シンチバックモデル
リーバイスの501がベースのシンチバック付きモデル。やや股上の深いストレートシルエットです。
ボンクラ(BONCOURA)を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
聖林公司が手掛けるブルーブルー(BLUE BLUE)の生デニム
ブルーブルー(BLUE BLUE)は、1980年代後半から日本にアメカジブームを巻き起こした聖林公司が手掛けるブランドです。日本の藍染め技術を活かしたインディゴブルーのウェアを制作し、早くから国産デニムに目をつけた老舗です。
縦糸にロープ染色したインディゴを、横糸に草木染めなどの生成りを使用しているのがポイントです。ジーンズ全体に独特のムラ感があり、ひとつひとつ異なるアタリが醸し出されます。
オススメの人気アイテムは「PP02 ディキシージーンズ」で、股上浅めのルーズさがポイントです。
ブルーブルー(BLUE BLUE)PP02 ディキシージーンズ
画像:hrm-eshop.com
デニム生地は13オンスのセルビッジ生地なので重量感があり、ネイビー×レッドのオリジナルセルビッジも魅力です。
画像:hrm-eshop.com
完全に生ではなくワンウォッシュですが、本来の濃色を穿き込んで風合いを楽しめます。アメリカ開拓時代がコンセプトの、素朴なシルエットが男らしい逸品です。
聖地に君臨するジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)の生デニム
国産デニムのメンズブランドに詳しい人なら、岡山県倉敷市がジーパンの聖地と呼ばれていることはご存知でしょう。ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)はそんな倉敷市児島にある、生地メーカーから始まったデニムブランドです。
そんな絶対の自信を持つ生地で欧米を唸らせた逸品ですが、魅力は非常にリーズナブルという点です。人気は「JBJ0444SZ-J ID」「JBJ0544SZ-J ID」で、いずれも直営店限定商品です。
ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS) JBJ0444SZ-J
「JBJ0444SZ-J」IDは14オンスの弱テンションセルヴィッチ生デニム テーパードジーンズで、風合いと穿き心地の良さが特徴です。
画像:japanbluejeans.com
ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS) JBJ0544SZ-J
「JBJ0544SZ-J」IDは同じく14オンス弱テンションのセルヴィッチですが、JBJの中で一番ワイドなシルエットのジーンズになっています。
画像:japanbluejeans.com
ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
世界最特濃インディゴ染の桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS)の生デニム
桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS)の生デニムは、上記のジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)と同じ会社が手掛けるブランドです。岡山と言えば桃太郎の舞台とのことから、桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS)と名づけられたブランドで、ジーンズの聖地倉敷市児島に2006年に誕生しました。
定番人気アイテムは出陣ラインで、生デニム生地の重さが15.7オンスという重量が魅力です。ジンバブエコットンを使用することで、この重量でも穿きやすく仕上がっているのがさすがでしょう。また、黒に近い世界最特濃のインディゴ染を実現した技術力も人気の秘密です。
近年人気なのが新品番の「0105SP 出陣ナローテーパード」です。股上がやや浅めのシルエットで、裾に向かって強めにテーパードが入ったストレートです。腰周りには僅かのゆとりがありますが、見た目はタイトなので太めからの乗り換えファンが急増中です。
ザラ感が独特なピュアブルージャパン(pure blue japan)の生デニム
ピュアブルージャパン(pure blue japan)は1997年に岡山県倉敷市児島で設立した正藍屋(ショウアイヤ)のブランドです。天然の藍やインディゴの美しい青へ強いこだわりを持つメーカーで、展開するすべての商品は純日本産です。先染めにはロープ染色を採用し、オリジナルの生デニム生地で質感にも独特の風合いを出す点が魅力です。
人気は「XX-003」14oz Indigo Regular Straightで、シルエットはレギュラーストレートにゆるやかなテーパードです。最大の特徴はオリジナル生デニムの風合いにあり、糸の形状や独自の織り方で強いザラ感が生まれています。
機屋の職人が出来栄えに絶対的自信を持つモデルで、穿き込むことで自分だけの表情へと変化するのが魅力です。原宿店には実際に3~5年穿き込んだ色落ち見本などもあるので、参考にできます。
ピュアブルージャパン(pure blue japan)のジーンズを詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
まとめ
生デニムは穿き込んで育てると、この世に2つとして同じものは存在しない、唯一無二の表情に変化します。糊のついたままのガチガチな生から育てるのもいいですし、ワンウォッシュから穿きこなすのもいいでしょう。ジーンズは自分で履き込んで色落ちさせるのが醍醐味です。
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