ジーンズの裾上げをしないのはあり?裾の長さの重要性
ジーンズをおしゃれに履きこなしたい、似合うようになりたいというメンズは多いと思います。
それにはシルエットや色落ちなど様々な要素がありますが、裾の長さはかなり重要なポイントです。
基本的にジーンズはかなり長め裾に作られて、ほとんどのジーンズは裾上げが必要の状態です。
裾上げをしないという方は一部いますが、ストレートから細いシルエットのスキニージーンズや細身のデニムの場合はおすすめしません。
なぜかというと、太いジーンズを履くときは何重にもロールアップしてもそんなにおかしくありませんが、細身やスキニージーンズでは1ロールアップまでが綺麗に保てる限度です。
太いジーンズも短めの方がシルエットが綺麗になるので、ジーンズの裾はしっかり丈詰めをしましょう。
裾の長さは3種類で、ワンクッション、ハーフクッション、そしてノークッションがあります。
- ワンクッション :ジーンズの裾が足の甲にしっかり当たり、たわみができる程度の長さ
- ハーフクッション:ジーンズの裾が足の甲に軽く当たるか当たらないか程度の長さ
- ノークッション :ジーンズの裾が足の甲に当たらない長さ
それではジーンズの裾の長さはこの3種類の中でどの長さにしたらいいか説明していきます。
ジーンズソムリエが考えるジーンズのおすすめの裾丈の長さ
画像:wagonwebshop.thebase.in
ジーンズソムリエとしておすすめしたい裾の長さはノークッション。
特にスキニーや細めのデニムを履くならば、ノークッションの短めの丈で履くのを強くおすすめします。
丈詰めしないままやワンクッションだと足元に生地がたまってしまいシルエットが台無しです。
また、この長さならスニーカーにも革靴にも合い、カジュアルさもフォーマルさも出せます。
よって、スキニーや細めのジーンズのノークッションでの丈詰はマストと言えます。
また、太めのジーンズでも短めの丈の方が、野暮ったさがなくなり洗練されたシルエットになるので非常におすすめです。
参考にしたいのは、世界中に25万人以上のフォロワーがいるインスタグラマーであり、イタリアのアメカジブランド fortela (フォルテラ) のデザイナーのAlessandro Squartz (アレッサンドロ スクアルツィ) さんのスタイルです。
くるぶしが完全にでる短めの丈(八部丈〜九部丈)はインディゴジーンズのみでは無く、ブラックジーンズやホワイトジョーンズなど、どのジーンズにも合い、またカジュアルシーン、フォーマルシーン両方に合う丈感です。
【インディゴジーンズ、カジュアルスタイル①】
【インディゴジーンズ、カジュアルスタイル②】
【インディゴジーンズ、カジュアルスタイル③】
【インディゴジーンズ、フォーマルスタイル①】
【インディゴジーンズ、フォーマルスタイル②】
【インディゴジーンズ、フォーマルスタイル③】
【ホワイトジーンズ、カジュアルスタイル①】
【ホワイトジーンズ、カジュアルスタイル②】
【ホワイトジーンズ、カジュアルスタイル③】
【ホワイトジーンズ、フォーマルスタイル①】
【ホワイトジーンズ、フォーマルスタイル②】
【ホワイトジーンズ、フォーマルスタイル③】
【ブラックジーンズ、カジュアルスタイル①】
【ブラックジーンズ、カジュアルスタイル②】
【ブラックジーンズ、カジュアルスタイル③】
ジーンズの長さを失敗しない試着のコツ
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ジーンズの裾上げの際は、ショップで試着して裾の長さをスタッフに調整してもらうことが多いと思いますが、試着するときにジーンズは上にあげすぎないないようにしましょう。
どうしても人の手前、足長に見せたいと見栄が働いてしまい上げすぎる傾向があります。
また、ジーンズを上げすぎてしまう他の原因として、裾丈が短くなりすぎる恐怖があります。
平常心を保ち、普段自分がジーンズを履く位置通り合わせます。
一般的にメンズが履く位置は腰骨が多いです。
履く位置を合わせることで計算通りの長さになり、裾上げ後に美しいシルエットができます。
生デニムの場合は、一度洗って縮ませきってることが前提です。
ジーンズの裾上げを自分でするのはあり?
ジーンズの裾上げを自分をしたいと思う方もいるかと思いますが、これはおすすめしません。
手縫いだと綺麗に仕上がらないし、家庭用ミシンでもシンプルな縫い方のシングルステッチしかできません。
次で説明しますが、縫い方はチェーンステッチをおすすめしますので、お直し屋さんやジーンズショップのようなプロにお任せしましょう。
ジーンズの裾上げはチェーンステッチがおすすめ
どのシルエットのジーンズにも言えますが、裾上げはチェーンステッチをおすすめします。
チェーンステッチ(または環縫い)でとは、チェーン=くさり状になるステッチで、いいジーンズとして見られる要素の一つです。
細かな見た目の違いだと思われますが、裾の肉厚感の違いですぐわかります。
ロールアップするとチェーンステッチが外に出るので、そこまで気にかけましょう。
ユニオンスペシャルというアメリカ製ミシンでのチェーンステッチの裾上げが人気です。
なぜかというと、ユニオンスペシャルで裾上げの特徴として、裾部分のアタリが綺麗に出やすく、立体的な色落ちになるからです。
シングルステッチでの裾上げとチェーンステッチでの裾上げの値段では約1000円くらい違いますが、チェーンステッチをおすすめします。
まとめ
ジーンズをおしゃれに綺麗に履きこなしたいなら、裾上げをしないで履くことはしないで、長さは短めで裾上げはすることをおすすめします。
ジーンズの裾が足の甲に当たらない長さのノークッションを選びましょう。
自分で裾上げするこちゃんとはせずにプロにお任せして、試着の際は普段ジーンズを履いている位置に合わせます。
ステッチはチェーンステッチにすれば、裾が立体的な色落ちをしていきます。
【ジーンズの豆知識】
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