ジーンズはアイロンかけるもの?
スーツやワイシャツのような衣服にアイロンをかけることは欠かせません。衣服は着ていくにつれてシワになってしまい、他人に見られると印象が悪くなってしまいます。
また、洗濯したあとも同様でしょう。
アイロンをかけることによってシワがなくなり、清潔感のある衣服へと生まれ変わります。中にはアイロンをかけたらいいのか悪いのか悩ましくなる衣服も存在するのです。
その中の一つがデニムでしょう。
ジーパンはラフに着こなしてこそ、と考えている人にとってはアイロンをかけるのは野暮と感じるかもしれません。基本的にジーンズは洗わず色落ちや経年変化を楽しむものなので、なおさらアイロンはかけたくないと感じるでしょう。
全てのジーンズのシルエットに合うわけではありませんが、アイロンがけはいつもと違う雰囲気を演出できるので、上級者はアイロンを試すのもはおすすめです。
画像:tcbjeans.com
ジーンズにセンタープレス(折り目)を入れてオトナな印象に
画像:wagonwebshop.thebase.in
では、どのようにアイロンを入れればいつもと違うジーンズを演出できるのでしょうか。一例としてはセンタープリーツを入れることが挙げられます。
センタープレス(センタープリーツ)はスラックスなどには欠かせない加工の一つです。折り目を入れることで、フォーマルできちんとした雰囲気を演出することができ、なおかつ縦のラインが強調される事により足長効果があります。
これをデニムでも応用できます。
実際に国内外のファッショニスタと呼ばれる方はこうしたセンタープリーツをよく利用しています。
普段はラフに穿くジーンズを、あえてフォーマルな感じに穿きこなせファッション上級者の印象を与えられるでしょう。
普段はラフに穿くジーンズを、あえてフォーマルな感じに穿きこなせファッション上級者の印象を与えられるでしょう。
画像:weekendershop-online.jp
ジーンズへのセンタープリーツはクリーニング店でお願いすることもできますが、アイロンを使って自分でも手軽にできるので、用意するものと注意する点について説明します。
用意するものは、普段のシャツやスラックスのアイロンの時と変わらずアイロンとアイロン台だけです。
基本的にデニムは頑丈な素材でできて熱に強いで、注意する点はほとんどありません。多少高温に晒しても色が落ちる心配はなありません。ただし、薄めのストレッチ生地については高温に晒してしまうと色落ちしかねないので、アイロンをする際は温度を下げるなど工夫しましょう。
ジーンズにセンタープレス(折り目)つけする順
画像:tcbjeans.com
それではいよいよジーンズにアイロンをかけていきましょう。
センタープレスは左右対称につける必要があるので、合わせをきちんとするのがポイントです。
- 股上から裾まで、内股・外脇の縫い代同士をキレイに重ねてプレス位置を定めます。
- 裾部分の縫い目同士がずれないようにし、スチームを出しながら、しっかりと折り目がつくようにプレスしていく。
- 前後を変えアイロンをかけます。
- 同じ要領でもう一方の足も進めます。
まとめ
画像:denimba.com
ジーンズにセンタープレス(センタープリーツ)を入れるのは上級者のテクニックですが、海外のファッショニスタも多用しています。なぜなら、センタープレスを入れることによりカジュアルなジーンズを違った印象に変えてくれるからです。
フォーマルでこなれた雰囲気を演出でき、さらに足長効果があります。これまでジーンズにセンタープレスを入れたことがなかったという方も、自分で簡単にできるのでぜひ試してみてください。
【ジーンズの豆知識】
おすすめ記事!