オフィスカジュアル（ビジネスカジュアル）とは
営業職や商談がある職種ではスーツが無難ですが、オフィスでもスーツを着用することが当然とされていたのは過去の話。
最近ではカジュアルな服装での通勤を推奨する会社が増えています。
もともと日本社会でのスーツは、相手への敬意や差別の軽減（集団の中で無難）の為に着られていましたが、その反面で動きにくく体温調整もしにくいことがネックではありました。
IT系・スタートアップ・外資系の影響ではオフィスカジュアルまたはビジネスカジュアル（ビジカジ）とも呼ばれるでも大丈夫な会社が多く、日系企業もオフィスカジュアルの需要が高まってきています。
オフィスカジュアルはオフィスでの働きやすいカジュアルな服は仕事の能率を上げ、さらに体温調整も快適にできます。
しかし、スーツとは異なり会社の自由度や業界の許容範囲など周りの雰囲気に合わせた服装を心掛ける必要があり、またそのルールも明確でないことから毎日の服装選びにお悩みの方も多いコーデとも言えます。
画像：e-workers.net
オフィスカジュアル（ビジネスカジュアル）の基本
オフィスカジュアルに絶対に必要な要素は清潔感のある服装であること、そして職場の人間に不快感を与えないことです。
要は幅広い年齢層と性別に対して無難であることです。
カジュアルであっても、きちんとした印象を与える必要があるので、下記の上着や靴は避けた方がよいでしょう。
- Tシャツのみ
- パーカー
- トレーナーのみ
- バッシュやカラフルなスニーカー
- サンダル
つまりシャツやジャケット、革靴などのきちんとしたアイテムでコーディネートするのが基本です。
パンツに関しては、綺麗めでありそれらと合わせやすいアイテムが必要になります。
それを満たすパンツといえば、グレー・ベージュ・黒等のチノパンが最初に思い浮かぶと思いますが、綺麗めなジーンズ（特に濃いインディゴ）ならオフィスカジュアルにも合わせることができます。
オフィスカジュアル（ビジネスカジュアル）でのジーンズはありか？
オフィスにジーンズで行くことに気が引ける方もいるとは思いますが、加工やシルエットや色味さえ間違わなければ問題ありません。
加工
オフィスカジュアルで最優先なのは清潔感です。
ダメージジーンズは着用してはいけません。
物にもよりますがダメージジーンズは、中年や年配の方にはみっともないと言われてしまいます。
また、ブランドによってはバックポケットにステッチがありますが、これもない方がより綺麗めな印象を与えます。
なのでダメージやバックポケットのステッチ等の加工のないジーンズを選びましょう。
シルエット
テーパードやスキニーパンツの様な細身のシルエットがオフィスカジュアルには最適です。
細すぎるピチピチなスキニーパンツより少し余裕のあるシルエットの方が知的かつ綺麗に仕上がるのでおすすめです。
ワイドやブーツカットはカジュアルになり過ぎたりだらしなくなるので、オフィスカジュアルには向きません。
色合い
淡いインディゴには、ダメージや着古した印象があります。
逆に濃いインディゴは綺麗めやスマートな印象を与えることができます。
ジャケットや革靴との相性も良いですので、濃いインディゴのジーンズを選びましょう。
ホワイトデニムや廃れていないブラックデニムも大丈夫です。
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会社用のジーンズならオンオフで活躍
オフィスカジュアルにジーンズの選択肢に入れるメリットとして、オフの日にも着れることが挙げられます。
メンズの洋服やスーツは高額な物が多いので、オンオフ使えたら無駄が省けます。
オフィスカジュアルにも合わせられて休日のオシャレにも使えるにはジーンズとなったら、ブランドにもこだわりが出てきます。
そこで、オフもオフィスカジュアルにも両方着れる国産ジーンズブランド人気モデル3選をご紹介いたします。
ANATOMICA（アナトミカ）618 LEAN
ANATOMICA（アナトミカ）は、ピエール・フルニエ氏が1994年にパリにセレクトショップをオープンし、そこのオリジナルブランドとしてスタートしました。
現在は日本の35SUMMERS代表の寺本欣児氏がデザインをし、ピエール氏がディレクションをしてます。普遍的な上質な洋服づくりを行っており、縫製は信頼できる日本の工場で行われているので、技術的にも優れた洋服を作り続けています。
618 LEANは、黄金比（1:1.618)のように美しいシルエットを持つANATOMICA（アナトミカ）を代表するジーンズです。緩やかなテーパードシルエットで、ANATOMICA（アナトミカ）の様な綺麗めフレンチカジュアルに合いますので、オフィスでも活躍すること間違いなしです。
ANATOMICA（アナトミカ）
618 LEAN
RESOLUTE（リゾルト）710
画像：resolute.jp
RESOLUTE（リゾルト）は、デザイナーの林 芳亨氏が国産デニムにこだわって立ち上げたジーパンのブランドです。林氏はDenime（ドゥニーム）の創業者でもあります。
ラインナップは4モデルしか置かないというこだわりのブランド。
穿くほどに、唯一無二の色落ちと味わいを醸し出す、美しいシルエットが特徴のジーンズを提供しています。
710はRESOLUTE（リゾルト）の中で一番のベーシックモデルです。シルエットは細身のストレートで非常に美しく、コーデを選ばないオススメのジーンズです。オフィスカジュアルでのシャツやジャケットと相性がとてもいいです。
RESOLUTE（リゾルト）
710
WORKERS（ワーカーズ）Lot 802 Slim Tapered Jeans
画像：e-workers.net
WORKERS（ワーカーズ）はパターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、高い縫製技術のクオリティで定評のあるブランドです。
良い意味で泥臭いデザインで男らしさを引き立ててくれます。
WORKERS（ワーカーズ）Lot 802 Slim Tapered Jeansは細すぎず美しいテーパードシルエットです。
シャツやジャケットと合わせやすいのはもちろん、オフの際のラフな着こなしにもマッチしてくれるので、どのようなコーデでも活躍してくれます。
股上は深めでワタリ部分にも程よくゆとりを持たせて履く人の快適さを追求しています。裾から10cm程は同じ太さであり、裾上げしても裾幅が変わらないようにというきめ細かな気配りに溢れたモデルとなっています。
トラッドやアイビーなクラシカルなオフィスカジュアルに向いてます。
WORKERS（ワーカーズ）
Lot 802 Slim Tapered Jeans
まとめ
ジーンズでもルールを守ればオフィスカジュアルに合わせられます。
そのルールとは、清潔感がありと職場の人間に不快感を与えないことです。
それはジーンズの加工とシルエットと色味で決まり、ダメージ感のない細身のシルエットで濃いインディゴブルーのジーンズであることです。
オンオフでも履けるジーンズを見つけて、服代の無駄からもスーツのストレスからも解消されましょう。
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